指定した論理式がTrueの場合に1つの値を、Falseの場合に別の値を返します。
論理
IF(A1, value_if_true, value_if_false)
・A1: 判定したい論理式
・value_if_true: A1がTrue、正しい場合に返す値。
・value_if_false: A1がFalse、間違っている場合に返す値。
例えば、A1が10より大きい場合に「OK」というテキストを、10以下の場合に「NG」というテキストを返す式は以下のようになります。
IF関数は、条件に応じて異なる値を返す必要がある場合に活用できます。
たとえば、数値の比較、文字列の比較、論理式の評価などを算出する際にとても便利です。
また、IF関数を使ってエラー処理を行うことも可能です。
例えば、データが不足している場合にエラーメッセージを表示するなどの処理がIF関数ではできます。
=IF(A1>10, “OK”, “NG”)
この場合、A1のセルが10より大きい場合には「OK」が返され、それ以外の場合には「NG」が返されます。
また、複雑な構文を作った際、関数の結果(返り値)が「#N/A」といった表示になる場合に、エラー表示を回避するためにはIFERROR関数が最適です。