マテリアライズドビューは、事前に計算されたビューで、クエリの結果を定期的にキャッシュに保存するという技術。
パフォーマンスと効率の向上が目的。
仕組みとしては、事前に計測されたマテリアライズドビューの結果を利用して、ベーステーブルからの差分を読み取って最新の結果を返すので、同じデータをベーステーブルからクエリよりも高速で効率的に動かすことが出来る。
3つの特徴
- メンテナンス不要:ベーステーブル変更時に、変更分が自動的にマテリアライズドビューに追加される
- 最新データの取得:ベーステーブルからマテリアライズドビューが無効にされた場合、データはベーステーブルから読み取られるようになる
- 自動調整:ソーステーブルへのクエリとマテリアライズドビューへのクエリを比較した際に、マテリアライズドビューへのクエリで解決できる場合は、BigQueryによって自動でクエリのルートがマテリアライズドビューへ変更される
マテリアライズドビューの料金発生タイミングは3つ
マテリアライズドビューに対するクエリ
マテリアライズドビューに対して発生したクエリの処理されたバイト数に応じて発生。
マテリアライズドビューのメンテナンス
マテリアライズドビューの自動更新と手動更新で発生。
ストレージ料金
マテリアライズドビューに保存されているバイト数