BigQueryとは?初心者向け使い方から始め方まで解説【2023年最新版】

BigQueryとは

BigQueryは、Googleが提供するデータウェアハウスサービスです。BigQueryを使用することで、大量のデータを効率的かつ安全に管理し、分析することができます。

BigQueryとは

BigQueryは、クラウド上で実行されるため、導入や運用が容易であり、データの可視化や分析に必要なインフラストラクチャを提供します。また、BigQueryは、SQL(Structured Query Language)を使用してデータを操作することができるため、多くのデータ分析スキルを持つ人が簡単に操作することができます。BigQueryは、ビジネスにおいて大量のデータを管理したり、分析したりする必要がある場合に有用なサービスです。

SQLとは

SQLとは

SQL(Structured Query Language)は、データベースを操作するためのプログラミング言語です。

SQLを使用することで、データベースに格納されたデータを検索したり、更新したり、削除したりすることができます。

SQLは、データベース管理システム(DBMS)やデータウェアハウスなどによく使用されます。

また、SQLは標準化されており、多くのデータベース管理システムで使用できます。SQLには、様々な命令があり、それぞれの命令は特定のデータベース操作を行うことができます。

BigQueryを扱う上で、少し踏み込むと使うことになりますので、またSQLについては別途詳しく調べてみるとよいでしょう。

BigQueryの始め方・使い方

BigQueryを使用するには、まずGoogle Cloud Platform(GCP)のアカウントを取得して、BigQueryのプロジェクトを作成する必要があります。次に、BigQueryにデータをインポートし、SQLを使用してデータを操作します。具体的な手順は次のとおりです。

  1. Google Cloud Platform(GCP)のアカウントを取得します。
  2. GCPコンソールから「BigQuery」を選択します。
  3. 「プロジェクト」から、BigQueryを利用するプロジェクトを選択します。
  4. 「データセット」から、データを格納するデータセットを作成します。
  5. 「テーブル」から、データを格納するテーブルを作成します。
  6. テーブルにデータをインポートするための方法(CSVファイルやAPIなど)を選択します。
  7. インポートしたデータを操作するために、SQLクエリを実行します。

BigQueryを使用する際には、SQLに精通した人が必要です。また、Google Cloud Platform(GCP)のアカウントが必要になりますので、ご注意ください。

BigQueryと連携できるサービス

BigQueryは、多くのサードパーティのアプリやサービスと連携することができます。BigQueryが連携できるサービスには、次のようなものがあります。

  • Google Analytics:BigQueryからGoogle Analyticsのデータを取得し、分析することができます。
  • Google AdWords:BigQueryからGoogle AdWordsのデータを取得し、分析することができます。
  • Google Cloud Storage:BigQueryからGoogle Cloud Storage上のデータを取得し、分析することができます。
  • Google Cloud Pub/Sub:BigQueryからGoogle Cloud Pub/Subを介して、リアルタイムのデータストリームを取得し、分析することができます。

これらはあくまでも例であり、BigQueryが連携できるサービスは非常に多岐にわたります。詳しくは、BigQueryの公式ウェブサイトやカスタマーサポートを参照してください。

BigQueryで使用できるSQL

BigQueryで使用できるSQLには、様々な命令があります。一部の代表的な命令を紹介します。

  • SELECT:データを検索するための命令です。特定の条件に一致するデータを取得することができます。
  • INSERT:データを挿入するための命令です。新しいデータをテーブルに追加することができます。
  • UPDATE:データを更新するための命令です。既存のデータを更新することができます。
  • DELETE:データを削除するための命令です。特定の条件に一致するデータを削除することができます。
  • CREATE:データベースやテーブルを作成するための命令です。新しいデータベースやテーブルを作成することができます。

これらの命令は、BigQueryで基本的なデータ操作を行うために使用されます。また、BigQueryでは、これらの命令を組み合わせたり、複雑なクエリを実行することができます。

BigQueryの料金体系

BigQueryの料金体系は以下の3つの要素で構成されています。

  1. ストレージ料金
  2. クエリ料金
  3. ジョブ料金

ストレージ料金

BigQueryでデータを保存する場合、データのサイズに応じてストレージ料金が発生します。この料金は、月ごとに使用したストレージの量に応じて請求されます。

クエリ料金

BigQueryを使用してクエリを実行する場合、クエリの実行時間に応じて料金が発生します。この料金は、クエリの実行にかかった時間に応じて請求されます。ただし、毎月最初の1TBまでのクエリには無料枠があります。

ジョブ料金

BigQueryでデータのインポートやエクスポート、またはスキーマの変更を行う場合、ジョブ料金が発生します。この料金は、ジョブの実行にかかった時間やリソースの量に応じて請求されます。

料金の詳細については、Google Cloud Platformの公式サイトを確認してください。また、BigQueryはクエリの実行やデータのインポートなどに対して無料枠を提供しているため、初めて利用する場合でも手軽に試すことができます。

まとめ

BigQueryは、ビッグデータの解析やデータ処理に欠かせないGoogle Cloud Platformのサービスです。

ビッグデータを扱う方にとっては、非常に役立つツールとなっています。

是非、BigQueryの使い方について学んで、ビッグデータの解析やデータ処理をスムーズに行えるようになってください。

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