複数の論理式のいずれかがTRUEであればTRUEを返し、すべてがFALSEであればFALSEを返す数式です。
論理
OR(A1,A2, …)
・A1: 評価する論理式1
・A2: 評価する論理式2
引数に指定された論理式のいずれかがTRUEである場合に、OR関数はTRUEを返します。
OR関数は、複数の論理式を一度に計算する場合に使用されます。
論理式のいずれかが TRUE である場合に TRUE を返すため、条件に応じて異なる計算や操作を行う場合に活用できます。
また、IF関数と組み合わせて、複数の条件を評価し、条件に応じて異なる処理を行うこともできます。
IF関数については下記記事を参考にしてみてください!
Googleスプレッドシート関数で使えるIF関数の使い方と例例:
=IF(OR(A1>5,B1>5),”OK”,”NG”)
OR関数でA1またはB1のどちらかが5より大きい場合にTRUEを返し、それをIF関数で判定して、「OK」または「NG」を返すようにしている式です。
例: A1セルに10、B1セルに20が入っている場合
=OR(A1>5,B1>30)
結果はTRUE
A1セルに3、B1セルに20が入っている場合
=OR(A1>5,B1>30)
結果はFALSE
このようにOR関数を使用することで、複数の条件の中に少なくとも1つがTRUEであるかどうかを確認することができます。
そして先ほどご紹介した、IF関数を組み合わせた場合はこのようになります。
これでOR関数の使い方と例について理解を深めることができました。Googleスプレッドシートの利用に役立つ情報をお届けしていますので、ぜひ参考にしてください。